膝の痛みとO脚の関係

今回は、膝の痛みとO脚の関係について説明したいと思います。

女性に多いと言われるO脚ですが、O脚は放っておくと変形性膝関節症を引き起こすと言われています。変形性膝関節症は、大腿骨と頸骨の端にある関節軟骨が擦り減り、炎症することによって起こります。

最終的には関節軟骨が無くなり、骨同士がぶつかり合います。そうなると激痛を生じる事になります。もしあなたがO脚で、特にO脚対策をしなかった場合、将来訪れることになる膝の痛みは覚悟しなければなりません。

というのも、膝の痛みに悩まされているほとんどの方がO脚であることが分かっているからなんですね。

ではここでちょっとテストです(O脚を自覚している場合は結構です)。つま先をそろえて直立状態になったとき、膝同士がくっついていますか?もしも膝同士がくっついていない場合、O脚です。

O脚の場合、足の筋肉のバランスが崩れ、足の内側の筋肉(具体的には内転筋)が衰えます。内転筋が衰えたところに体重が掛かりますから、それだけ膝の内側に負荷が掛かります。その結果、膝の内側部分の関節軟骨が重点的にすり減り、変形性膝関節症になるというわけです。

膝の痛みの原因は様々ですが、女性の多くはO脚で、しかも変形性膝関節症に悩まされるという事ですから、まずはO脚を改善する事が、膝の痛みを改善する事につながると言えるでしょう。

最近では、O脚矯正のベルトやO脚矯正のガードルなども販売されていますので、そのようなO脚矯正グッズを利用しても良いですし、近くに接骨院などがある場合はO脚の件で相談してみても良いでしょう。未来の自分の健康へ投資するつもりで、是非O脚対策をしてください。

O脚改善体操については、膝のゆがみを正すひざ体操で紹介しています。

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